まあTVつうメディアだから表面しか取材しないんだからしょうがない。
じゃあこっちは間違った情報を直していくしかないかな。
ことの発端は「琵琶湖名物のふな寿司が高級品になってしまった」という話でスタート。
もういきなり間違い!
「琵琶湖産のニゴロブナ」なんてほとんど使ってない。
ぜんぶ四国で養殖されたニゴロブナ。だからもう琵琶湖名産でもなんでもないんですよ。
以前、滋賀県のふな寿司の会社が火事になったときに店主が
「せっかくニゴロブナを四国から取り寄せたのに、、」とか白状していましたwww
まあふな寿司なんか誰も食べないんじゃあないでしょうか?
何回か食べたことあるけど、、、まずい!っていうかアンモニア臭がひどい。
安くても買わないと思うな。
で、漁師の話で取れる魚の99%が外来魚、ってバスとは言わないところがもう偏向報道。
じっさいエリに入る魚の90%がギル、5%がバス、5%が在来種というデータを見た。
ギルなんですよ、外来種のほとんど。
ギルの食卵性にはまったく触れないまま。
バスは小魚食います、ギルも食います、でもギルは魚の卵も食います。こっちのほうが被害大きい。
そういえば、バスの導入経緯の説明
80年前に「釣りが目的で輸入された」って全然ちゃいます。
白身魚の食用として輸入されています。
ギルは昭和天皇の頃の皇太子、つまり現天皇がカナダから「釣りやすい魚」として贈られ受け取った魚。
歴史が浅いわけです。
そして琵琶湖ではギルを滋賀県の農水省が自分達で放流しています。
ではなぜ全国に広まったかというと、琵琶湖産のアユを全国に放流事業として行っています。
そこにまぎれていた事実があります。
これにより琵琶湖産のギルとバスがアユの放流事業で全国に広まりました。
つまり、、、琵琶湖は加害者なんですよね。被害者面してますが、元を正せば自分らが悪いわけです。
漁師はバス取って富士五湖に売っていましたし、まあ自業自得なんです。
漁師自体、補助金目立ての幽霊漁師がほとんどで、しかも漁師の船は違法改造してあるというニュースを見た。
夏の週末に使うプレジャーボートは2サイクルエンジン禁止で4サイクルにしないといけないが、1年中毎日使う漁師の漁船は2サイクルエンジンがまだ可能って
それで環境を守りたいとかうそでしょ。
在来魚減少も水質汚濁、護岸工事が主な原因で、どっちみちゆっくり減少して来ているじゃないですか。
バスがいっぱいいるってことはその餌の魚がいっぱいいるってことです。
食物ピラミッドのトップの三角が大きいってことはその下の台形がもっと大きいわけです。
バスが多いところ=豊かな自然があるってことですよ。
まあどっちみちバスは完全に撲滅できないんですから
どうやって付き合っていくか?でしょ??
さて、外来魚バスターズについては、まあどうでもいいですが計算上、全部駆除するのに500年以上かかるらしいです(笑)
じゃあなんでやっているのかというとこれがまた行政の怠慢で、、
琵琶湖をリリース禁止にしたので釣り人口が少なくなり、いわゆるフィッシングプレッシャーがなくなりました。
つまり事実上「外来魚を保護している」ことになっているんです。
まあ、クジラを保護しすぎて餌のいわし(プランクトンの減少とかの要因)が少なくなってきているのと同じ原理ですかね。
餌にしても、スジエビを使っているのですが
これは「韓国産」です。(中国産だっけ?)
韓国のエビを琵琶湖にばら撒いているんですよ。ウタセエビという手法ですが
テレビではばら撒くシーンはやっぱりカットでしたね。
#ああ、正確に言うと韓国生まれ、韓国育ち、ですが、日本で3ヶ月飼育すると「国産」になります。
いや、でも勉強になりました。
それは仕掛けです。使っていた仕掛けはヘビーダウンショットの浮き付きでした。
ナレーターの人が「エビが餌なんで他の魚が釣れると思ったんですが1匹も釣れませんでした」
と言っているがヘラ釣る人ならわかると思うけど1種類の魚が集まったら
たの魚は寄ってこないんですよね。
あたりまえの話です。
うろおぼえなんだけど駆除のためのつりをする人はゼッケン付けて、釣具に認可のシール貼るとかいうのは
どうなったんだっけ?少なくてもTV見てたらそういうことは一切なかったな。違法操業かな?まあいいけど。
まあ、こんなふうに自業自得な琵琶湖や滋賀県を擁護する必要はまったくないと思っている。
でも、まあバカな滋賀県の行政の怠慢のしりをぬぐいたいって人がいるのならそれは
それでいいかなぁって思いますよ。
滋賀県は知事が変わったし何が本当に「もったいない」のか認識できるでしょう。