ということで、GETした酸化チタンスプレー
150ccで1330円だったか?2本買った。
酸化チタンのリキッドである。
光触媒だー
裏面アップ。
別にアトムの宣伝じゃない。酸化チタンのスプレーだったらなんでもOK。
ではここに酸化チタンの特性について述べる。(お、なんか偉そうな文面だぞ)
紫外線(日光、蛍光灯も含む)を当てることに触媒機能が働く。
急激ではなくゆっくりと働くのである。
触媒なので劣化しにくい。長期間1年とか30年とか働く。
触媒といえば車の排気ガスの無害化に役立っていることはみなさんもご存知。
あれは熱触媒。これは光触媒。
次に超親水性。水とのなじみが強い。撥水系ガラスコートと親水系ガラスコートを聞いたことがあるかな?はじくのか、なじませるのか?である。
これを釣り具に応用するとどうなるのか?
例えばメタリックなボディのリール。ワームオイルや塩水、オキアミなどで汚れることが多く、
乾くとよごれがこびりついてしまう。これがなくなる。
もちろん光触媒なので袋に入れて大事にしまっているものには効果が無い。(薄い)
実用化されてないかな?とぐぐったところ。Daiwa社がバッカンに応用している。
じゃあマグフォースVもそのうち酸化チタンコーティングされて出てくるなぁ。
しかし、なぜバッカンなんだろう??いろいろ応用が考えられるのに、、
1つは臭いである。オキアミ臭い臭いを光触媒で分解してしまおうという考えか。
それで良さが実証できたら他種の道具に応用するのかもしれん。
企業が新しい分野に取り組むとき、一番厳しい条件のもとで試す。
それで効果があるなら他でも効果あるだろうという考えか。
ちなみにチタンリップのクランクベイトもあったがあれは酸化チタンではない、、、と思う。
(表面は酸化していて酸化チタンになっているかもしれん、すまんわからん)
ヘラブナでは竿に応用して欲しい。俺もそうだが、グリップに餌が固まってます(汗)
光触媒の酸化チタンコーティングすると餌が分解されいつまでもきれいな状態になる。
でも普通竿ってさお袋に入っているのよねー。家でロッドホルダーに立てかけるってしないか、、
つーことで、酸化チタンコーティングの釣具はかなりイイ!のである。
さらに超親水性である。
金属のアルミは水に沈む。当たり前だが、、、、1円玉は水に浮かべることが出来る。
これは表面張力のおかげである。
今までのヘラウキはこの表面張力が邪魔だったに違いない。
1円玉は約1gである。1g以上の表面張力が働くので浮かべることができる。
ウキがなじむのはいままでは ウキの浮力=水中の仕掛けの重さ だとみなさん信じてきていた。
しかし、表面張力を忘れちゃあいませんか?ということである。
ウキの浮力+ウキの表面張力=水中の仕掛けの重さ ということになる。
これが正しい式のはずだ。
2gのシズが乗るウキの表面張力が0.4gだったとしたら20%も浮力が上下することになる。
浮力は水温、気温が一定ならそう変わらないが表面張力は毎回変化する。
現在は浮力=表面張力を含んだ浮力 となり
暴論を展開すると「世の中にあるヘラウキの99.999%は浮力が一定ではない=世の中の99.999%のウキはまともではない」
王様も「おかっぱりのキャストの95%は無駄」と言ってたっけ(足元にバスはいるということ)
アンタレスのボディに酸化チタンコーティングしてよ>村田さーん。
よくなじみをよくするためにタバコの灰を塗ったりする。
いや撥水か?おしいな、先人達の知恵は目に見えぬ力をコントロールしようとしていた。
超左脳理論の科学のメスがいよいよ入る。
表面張力はヘラブナ釣りにとって邪魔である。
例えば、仕掛けを振り込むと道糸が水面に浮くのでティップを水中に突っ込んで「道糸を沈める」と
いう動作をしなければならない。
水と同じ比重で作った道糸が浮いてしまうのは表面張力のせいだ。
そのため、沈みやすくするには比重を上げる(重くする)しかない。すると道糸が沈むとウキに影響を与えてしまう
これが超親水性の物質(別に酸化チタンと限らなくてもいい)でコーティングされている道糸だったら
どうだろうか?
理論値の水の比重で糸が沈むのである。ウキには影響の無い道糸が完成する。
ウキも感度の高いものが作れるはずである。
理論値どおりのウキ、道糸が作れるわけである。
本当は特許取ってやろうと思ったんだが、ヘラブナ業界のウキと道糸の市場ってどんなもんよ?
って思ったときにそこから取るのは申しわけないなーと思ったので(業界狭いしさ)
堂々と公開してしまう。スポンサーさんがいたら独占で教えてあげるところだったがまだいないしさ(笑)
釣り博にサンプル出品するところが現れたらいいな。
ラインメーカーさんぜひ作ってくださいな。その際には俺にもくれ(笑)
酸化チタンは食品にも応用されているので害はない。
そのへんはぐぐれば出てくる。
酸化チタンのコーティングは厚さ100−150nm(ナノメートル)なので
ナノテクノロジーである。技術の最先端をヘラブナ釣りに応用だ!!
温故知新が融合するぞっと。
マンションのタイルなんかに酸化チタンコーティングされたものもあって汚れに強い。
今考えているのは霞、北浦の護岸の酸化チタンのタイル化である。
まずは霞オヤジの小池栄湖あたりで実験したいが、、難しいだろうな。
1つの池だけでやっても水質が良くなっても偶然だ、ってことになっちゃう。
同じ条件の池が2つあってこっちには超シャロー(水深1−2cm)にタイルを並べる。
どのくらいの期間で水が浄化されるのか?をくらべてはっきりとしたデータがないと
護岸の酸化チタンタイル化は難しいかもかも。
浮き漁礁ならぬ浮き酸化チタン板である。
日光に当たる面積が大きいならばそれでいいと思う。
酸化チタンタイルを護岸に貼るとどういう風に浄化されるのかというと
日光が届く面や波によってタイルの表面に付いた汚れた水が光触媒によって
分解されきれいな水になる。
タイルにはコケが生えないのでいつまでもきれい、である。
これを護岸のところに貼るだけでOKなんだからいいんじゃねーかな?
人工滝のようなものを作って浄化してもいいと思う。
太陽電池パネルは熱を持つと発電量は下がる。
水をかけて冷やしてあげるといい。その水が霞の水で
それが南側にスロープ状になっている太陽電池パネルだったら?
表面に酸化チタンコートしてあったら?完璧でしょう。
昼間太陽光で発電、水をくみ上げ、太陽電池パネルを冷やす、光触媒が水を浄化。
夜は静か。エコだな。酸化チタンはいろいろな分野で活躍するだろう。
酸化チタンを釣具に応用したら?と提案したのは俺だってことをおぼえてほしいな。
フロロカーボンが釣り糸でメジャーになったように
釣具には酸化チタンコーティングが標準ってなる日も近い。
油揚げもってかれちゃうかな?まあ業界が発展するならいいけど。
と言っている割には浮きにまだコーティングさえしてない、、間に合わん。ヤバイ。
参考資料