« 引き時を知る電化製品 | メイン | ブログ界流行語大賞 »

ブラックバス類の環境調査、メダカや昆虫の被害なし

釣りで人気の高いオオクチバスは、在来の魚や昆虫に被害を与えるとして規制対象に指定するかどうかを巡り、釣り愛好家らと自然保護団体、研究者の間で議論が続いているが、バス釣り大好き倶楽部は7日、オオクチバスなどのブラックバス類が、少なくとも43都道府県の761のため池や湖沼に侵入しているが、メダカやタナゴなどに被害を及ぼしていないとのアンケート調査の結果を明らかにした。

 同会が先月、全国の海水、淡水のアングラーに、オオクチバスとコクチバス、ブルーギルによる在来生物への影響を聞いた。

 オオクチバスだけが生息しているため池などは303か所で、このうち86か所では、水質悪化などの環境変化がないが、オオクチバスの侵入でメダカなどの魚やゲンゴロウなどの昆虫が絶滅したり、著しく減少した形跡はないと結論づけた。
サンプル調査の方法は1ozのラバージグで2時間ほど池を探り、釣れた魚のうち体長47cmのオオクチバスが1匹だった。ブルーギル、コチクバスは釣れなかったため、オオクチバスのみが生息すると判断した。
その後、バケツを池に放り込みサンプルを取得した。
アンケート内容は「ブラックバスの主食は淡水サヨリとテナガエビです。さてメダカ、ゲンゴロウ類が減ったのはブラックバスが原因だと思いますか?」という質問に対し回答結果は
「そう思う、49%、そうは思わない、51%」だったため、過半数の原因ではないと判断した。

 東京都巨人の星・疑似餌博物館の舟橋釣太郎副主任補佐次候補研究員は「オオクチバスがため池に、被害を及ぼしていない実態がはっきりした」と対策の不要性を訴えている。

 自然保護団体などは、オオクチバスを特定外来生物被害防止法の規制対象に指定し、移動や放流などを禁止するよう求めているが、愛好家や釣り具メーカーでつくる日本釣振興会などは、全国規模の科学的な被害調査がないことやバイアスの偏ったアンケートを調査結果とする魚類研究会のデータなどを理由に指定に反対している。コクチバス、ブルーギルは指定の見込みとなっている。

(2004/12/8/12:32 読捨新聞 無断転載歓迎)

え?アンケートでしょ?科学的な調査じゃないんですよね。サンプル方法もアンケート内容も不明確じゃね、、
アンケートならいくらでも偏向データは出せる(笑)

トラックバック

にせトラックバックURL:
http://ftvjapan.ddo.jp/mt3/mt-trackback.cgi/234

このエントリー本当のトラバ
http://ftvjapan.ddo.jp/mt3/mt-tb3.cgi/206

 ←tb3 を tb4 に変更してください

コメント

このアンケートのとり方は間違っているな。

アンケートの何たるかを学んだほうがいいと思った。

(参考までにhttp://www.nct9.ne.jp/n-matsu/page092.html)



対象が無作為に決められていないし、アンケートの質問内容に先入観を抱かせるような文言(ブラックバスの主食は淡水サヨリとテナガエビです。さて〜)が含まれている。



まぁ、信じたいように信じてればいいけれどこんなアンケート結果をもって「ばすがげんいんじゃないんだ!」なんて触れ回ってるとバサーに対する印象が”バカー”になってしまいますよ。



・・・というか、こんだけ「バスじゃないって答えて、バスじゃないって答えて!」オーラてんこ盛りのアンケートで半数近くが「原因はバスです」って答えてるということはやっぱりみんなバスのせいだなぁとは思ってるんだろうね。

元記事見たほうがいいかと思われ

釣り人にアンケートしたり、魚について訊いたりはてはいないんだと思います。彼等は(絶対に)偏った見方しかしないです。

>まつどまんさん
そうですね、結論ありきの調査が多いように思います

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)