へらぶな釣りの数学的アプローチ
明日は清遊湖でへらぶな釣りです。
底釣りです。両グルかな?
いや、そんなことはどうでもいいんですよ!
底釣りを調べていても、ハリスの段差の意味をちゃんと解説しているページがまったくない。
底をちゃんと取りましょう。上張りトントンからはじめましょう、食いが悪かったらハリスを伸ばして、、、、
全然左脳的じゃない!!
数字で説明しろ!数字で!
ということで、へらぶな釣りの底釣りで上針トントンでハリスが40,47の場合。
餌はどのくらい離れているか?考えてみよう。
大体7cmの差だから5cmくらいかな?とかね。
答えは下にあるから計算しながら読んでいこう!
ちゃんと計算した人はいるか?
へらぶなは水中をイメージする釣りと言われている。
だから右脳を活用するんだけど、左脳でもちゃんと理論を理解しておかないと、、、ということで
ちゃんと計算してみた。
当たり前だが、こういう風にけいさんする。
ピタゴラスの定理だ。1:2:√3 とか 3:4:5とか 12:13:5 だ。
この3つを覚えていれば受験ではなんとかなる。いや、受験はどうでもいいや。
へらぶな釣りの世界はイメージではない、数学だ!
長いハリスは47cm、短いハリスは40cmだ。
ピタゴラスの定理を当てはめると
47^2=40^2+x^2
で、xを求める
2209=1600+x^2
x^=609
x=√609
x=24.67
答え 24cmくらい。
どうでしょう?以外に離れているんですね。
実際はもう少し近いと思うけど。
さて、食いが悪くなってきました。
ともずらしで1cmウキを上げました。
さて、何センチ離れているでしょう?
1cmだろ?2−3cm短くなっただけじゃないかな?なんてイメージしてませんか?
実際にちゃんと計算しましょう。
1cmずらし
これもちゃんと計算できます。
1cmズラスと、各辺の長さが代わります。
1cmずらすってことは
高さが1cm下がり、その分、下針がさらに遠くに行き、でも上針は斜めになるので、
39cm、47cmになります。
だから
下針は上張りトントンの位置から26cm先になります。
しかし、上張りは1cm下げたことで、上張りトントンの位置から9cm外に振れます。
つまり、針の間隔は差の17cmということになります。OK?理解できましたか?
面倒くさいので丸暗記してもいいよ、40、47で上張りトントンは24cmの差、1cmズラスと17cmの差。
と覚えよう。
案外、狭くなったのではないだろうか?
ちゃんと計算するって必要でしょう?
じゃあ3cmずらしならどうなるか?
こんな感じ、これもちゃんと算出できる。
3cmずらしたので
37、47と同じで、下針は29cm先にあるが
上針は外に15cm振れるので差は14cmだ。
つまり、、、ずらし幅ってかなりシビアになるってことがこの計算から判明した。
へらぶなの底釣りにピタゴラスの定理を使ってちゃんと説明している教科書がないのも驚いたが
イメージとは全然違う距離感だったことも収穫だ。
明日は両グルの底釣りをしよう!と思ったけど、清遊湖ってヘドロ底なんだよねー、。
宙でいいや(笑)
コメント
底はドロドロのヘドロで、エサは潜ってしまうのでは?(^^;)
投稿者: omike | 2010年02月10日
>omikeさま
どろどろではなく、葉っぱがいっぱいでした!
底はいやん!
投稿者: ふな | 2010年02月13日