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追悼 丸森隆吾会長

先日、弊社の丸森会長が亡くなった。75歳だった。
エピソードなんかを、、、
丸森さんがまだ社長の頃、本社でよくお姿を見かけた。
店頭公開もする前だったと思う。
正月は顔合わせ出勤でそのまま解散、なんていうことをやっていたっけ。
運動会、クリスマス会、社員旅行、など福祉関係がよく「社員は家族だ」というメッセージがよく伝わっていた。

そして丸森さんが会長に、鹿島さんが社長に就任するとき、私は花を贈った。
胡蝶蘭の立派なやつで、高さ2m以上、1本の茎に20輪以上が咲き、その5本立てである。
おそらく贈られた胡蝶蘭の中で最大で、最高のものだったと思う。
1個あたり1か月分の給料くらいのモノだと思う。あのころ私にバブル景気が来てたのである。
それを2名に贈った。
ところが、3日経っても1週間経っても何の連絡もない。
業者に本当に贈ったのか?とか問い合わせをしてたりした。
そこで、こっそり経理のH君に様子を聞いてみた。
すると、、、丸森さんはやっぱりこの超立派な胡蝶蘭が気になったらしく
丸森「これは誰からだ?」
H君「社員からです。」
丸森「そうか、気をつかわせて悪いな」
という話をしたそうだ。
ん?
ちょっとまて、「誰からだ?」って何で聞く。
そうです。
会社は、差出人のプレートを捨てたのだ。
俺が出したのに、なぜか社員一同という風に受け取られてしまった。
ふざけんな馬鹿会社め。プレート捨てるくらいなら受け取り拒否しろよ。
と当時は思った。
ということで、丸森さん、会長就任祝いの巨大な胡蝶蘭を贈ったのは私でしたよ。
気になって天国にいけないと困るので告白しておこう。

ということは社長に就任した鹿島さんもこの巨大で立派な胡蝶蘭の贈り主は
わからなかったわけで。後日、AA社を立ち上げたときに挨拶にも来なかったのはよくわかる。

今回も花を贈ろうと思ったけどまたプレート捨てられるだろうから、社員有志で集めることになった1口1000円の
香典で我慢しようと思う。

今日は土曜の丑の日。うなぎを食べると思うけど丸森さんはよく昼食にうなぎを食べていた。
秘書の方が注文するのが丸聞こえの場所にいたからなんだけど、
「うなぎ重をキュウリ抜きでお願いします」って言ってた。
そういえばキュウリ嫌いのエピソードがあったな。それに合致している。
うなぎを食べながら本日は故人をしのびたい。

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