サーモクライン釣法、フィールドテスト結果
つーことで、実践ふうけい。
実は6号ナスオモリを忘れて一番最初の水温センサーを沈めるのに
5円玉を4つ使ったことは内緒だ。さかなにご縁がありますように!あ、4枚しか釣れなかった原因はここか!?
上から下までほぼ同じ。
ひとつ心配だったのは各コネクタ部分の防水である。
センサーコードが1mしかないので各水深別にコードを延長している。
防水が完璧じゃなく浸水していたら、温度は狂うのである。たぶん抵抗値が下がり40度とか
表示するだろう。
上から下まで同じ。秋なのに、冷たい雨が降っているのに、、
理由はあとで考えるとして、上から下まで同じ温度ということがわかったのは収穫あった。
たぶんいつもなら「秋で朝晩冷え込む、冷たい雨が降っている、底に冷たい水が溜まっている」
と考えて底釣りはしないところだ。
が、今回底釣りが選択肢に入ったのは、雨の影響も冷え込みも関係ないことが科学的(?)に
証明されたので実行できた。つれなかったのはしょうがない。それは腕が悪い(笑)
午後は800gの魚が2枚獲れたので、もっと腕がよければ底釣りで通せたと思う。
我慢が足りないのか、、
では、上から下まで温度が一定だったわけは???
たぶん、これ。バッキではたぶん、水面しかかき混ぜてないはずなので
対流がおきるほどじゃないと思うが、このブクブクは底から混ぜる効果があるので
きっと混ざっているんだと思う。風呂をかき混ぜるのと同じかな?
では、1年中上から下まで温度が一定だと、なにがいいんだろうか?
1つは魚が一定の層に集まらないことだと思う。
底に集まらないとなると、その池では底釣りが出来ない、やらない。
すべての釣方がカバーできないとなると池の経営は難しいのではないかと。
1つは魚に温度ストレスを与えない
上はぽかぽか、下はひんやりでは、宙から上下した際に温度ストレスを与え魚の健康上良くない。
逆にいうと、いつでも全ての釣りが出来る池でさらに魚の寿命が延びるってことじゃないかなぁ。
CODが一定になり、底にヘドロが溜まらない。いいことばっかりだ。
でも、釣り人には難しい池になる。ウワズルことが苦ではないので簡単にウワズルし、底にも移動する。
もしサーモクラインがあれば、ウワズろうと思っても水温の壁があり、一定層に留まるざるを得ない。
そこまで池の経営者は考えているとは思わないが、まだ調査したのは1個目であるので
今後データを取って行きたい。夏はどうでもいいけどね。秋ー冬ー春は
結構水温って重要なファクターになるんじゃないかな??
まだまだこれからですわ!