TITLE:
足下注意(ユタミヅ)-Nobel
黄色いとろりとしたクリームを指ですくって、彼の中に塗り込んでいく。
「やっ…裕太くっ…」
「駄目ですよ。」
逃げかけた腰を引き戻し、さっきよりも深く指を沈める。
「ひぁっ…」
出し入れする度にぐちゅっといやらしい音がする。
それを何度か繰り返した後、わざと第一関節を軽く曲げ、内部を擦りながらゆっくり 指を抜いていく。
「ぅあっ…あっ」
指が抜けると、そこから体温で溶けたクリームが一筋垂れる。
「ここ、スッゲーやらしいっスよ。」
入り口を指の腹で強く押す。
「…なっ!?」
暗くて確認できないが観月さんの顔は真っ赤だろう。
「力、抜いてて下さいね。」
足を大きく開かせ、自身を捩じ込む。
「っっ‥あっ…痛っ」
窓から射す微かな光に、苦し気に歪んだ顔が映る。
「痛いだけですか?」
激しく突き上げる。
「いっ、はぁっ…ああぁっ…!」
「中、良さそうに吸い付いてきますよ。」
腰を持ち上げ、彼に結合部を見せ付ける。
「!…やめっ…あっ、いやだっ…はぁっ!」
「ほら、抜く度に糸ひいて…」
「やめっ…言わないでっ…あっ、はあぁっ!」
その体勢のまま、更に激しく突く。
「この体位…深いトコまで届きますね。」
「……っっ…」
息を詰まらせる。
構わず抜き挿しを繰り返した。
「あっ…裕太くんっ、ダメ…もうっ」
「じゃあ…イキましょうか。」
律動を速め、彼のモノをしごく。
「はぁっ…あっ、やあぁっ…!」
「っ…出しますよ…」
「あっ…あああっ!!!」
達する瞬間に自身を引き抜き、観月さんの下腹部に熱を吐き出す。
それは彼の放ったモノと混ざり合い、暗闇でゆるく照っていた。
夜の11時をまわった頃、自室の空調が壊れたといって裕太が助けを求めてきた。
彼の着ているシャツは汗でぐっしょり濡れている。
とにかく、シャワーを浴びさせ着替えを貸した。
一段落ついてシャワー室から出てきた裕太は、足もとに転がるプラスチックの容器を見付けた。
「これ…ワセリンですか?」
拾い上げる。
「ああ、唇荒れて切れたって言ったら淳がくれたんですよ。」
「へぇ…」
「ほら、布団もう一枚出しましたから。ちっさいソファで悪いですけど寝ましょうか。」
「そうですね。」
入り口横のスイッチを切ってこちらへやってくる観月を、裕太は待ち受けた。
その容器を手にして。
End.
2003-2-21
2:36:46
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