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松下電器産業が、ジャストシステムのワープロソフト「一太郎」と画像ソフト「花子」に松下の特許権を侵害する部分があるとして、販売差し止めなどを求めた訴訟の判決で東京地裁は1日、松下の請求を認め、製造、販売の差し止めと在庫製品の廃棄を命じた。
ジャスト側は控訴する方針。高部真規子裁判長が判決の仮執行を認めなかったため、判決確定まではこれまで通り販売などを継続できるが、確定すれば、侵害部分を除かない限り、製造販売の中止を迫られる。
一太郎は国内で大きなシェアを占めるジャストシステムの看板商品。
問題になったのは、「ヘルプモード」の絵文字ボタンを押すことで、別のボタンの機能説明が簡単に表示される機能などで、一太郎の場合、比較的新しいバージョンで使用されており、これまでに約800万本が出荷されたという。
松下電器はこの技術について、同社が1989年に出願し、98年に登録されたアイコン(マーク)の表示に関する特許を使用している、と主張。ジャスト側は、「一太郎のボタンはアイコンではなく特許権を侵害しない」と反論していた。
高部裁判長は「問題のボタンは、特許明細書上の『アイコン』に該当する」と判断。「パソコンに両ソフトをインストールする行為は、松下の特許権を侵害する」と認めた。
ジャストシステムは今月10日に予定している一太郎新バージョン「一太郎2005」の発売は、予定通り実施するとしている。
〔共同〕 (19:23)
松下電器産業製のパソコンを見せながら説明をするジャストシステムの内藤興人理事(左)と鍋田毅広報IR室長=1日、東京・霞が関
手にしているパソコンは松下のらしい
すまん、ちょっとワロタ。なんでパソコンがLetsNOTEなんだ?
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