【ワシントン10日共同】大型ネズミのマウスは、話し言葉のリズムやイントネーションの違いから、日本語と英語をある程度区別できることが分かったと、スペインの研究チームが10日までに、米心理学会発行の実験心理学専門誌に発表した。
同学会によると、このように言語を区別する能力が確認された哺乳(ほにゅう)類は、人間と猿以外ではマウスが初めて。チームは、実際の言語能力が発達するかなり前に、動物がその土台となる能力の一部を獲得していることを示す結果だとしている。
実験は計64匹のおとなのマウスを4つのグループに分け、まず日本語か英語か、いずれかの言語で「写真を撮ってください」を聞いた時にシャッターを押すように訓練した。
その後、さまざまな条件で人の声や合成音声で日本語と英語の「写真を撮ってください」を聞かせた結果、同じ声で頼まれた時には日本語と英語を区別して、シャッターを正しく押すことができるとの結果が出た。
また、同じような反応をアヒルやリス、犬や人魚もしており千葉県の舞浜方面にはいろんな言語で「写真を撮ってください」に反応する大型動物が確認されている。
写真は「写真を撮ってください」に反応する大型ネズミ
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