2004年09月09日

つぼリグ

最近、つぼリグという言葉を聞いて、ちょっと調べてみた。
ひょっとしたら新しい釣れるリグかもしれない。
すると、ちょうどお猪口にクローフロートクランクをセットしたようなものだと判明した。
このお猪口にクロークランクが隠れるのでエビっぽさを演出するらしい。
さらに、お猪口がシンカーなので、1点でシェイク(?)できるようだ。
ふんふん、なるほどね。一応、サイトで使用することが前提になっているようだ。

ということは使えるシチュエーションは限られてくるような気がする。
6-9月で、シャローフラットで待つ釣りになると思う。
さすがにバスの目の前にツボを落とすと逃げるだろうから、シャローのエサ食い回遊待ちが効果的か。
遠投には向かないだろう、根がかりする要素が多すぎるなぁ。
関東なら富士五湖方面で使える気がする。シャローフラットにツボがあってエビが隠れているのが
見えたので待っていたら出てきたエビにバイト!か?
2m以内で使えると思うけどサイトはつらいな。みえづらいかも。
で、普通はここで解説おしまいであるが、オレはその先を行くことにした。

このツボリグの最大の特徴はツボである。いまさらなにを、と思うかもしれんが、このツボはすごい。
フローティングクロークランクに3号のナス重りでも同様のことは出来る。
しかし、ツボと大きく違う点は、クランクが隠れる、ということもあるがもっと大きく考えると
このツボはストラクチャーなのである。
シャローフラットにストラクチャーがあったらとりあえずバスは寄ってみる。あるいは興味を持つ。
それはルアーにではなく、ストラクチャーにである。ツボはストラクチャーなのだ。
よくバスが、空き缶についている、とか、瓶についている、ということを経験した人も多いのではないか?
ツボリグはなんにもない、シャローフラットにストラクチャーを作ったのだ。
ルアーで集魚するのではなくストラクチャーで集魚するという発想のルアーなのだと思う。
#製作者はここまで考えてないかもしれんが、、、

そうすると、これまでいかに小さく重くするか?というシンカーの命題を完全に否定することにより
シンカーが進化(おやじギャグじゃないぞ!)してツボになったのだろう。
超左脳理論ではさらに先を行く。
では、もっと効果的な使い方はないのだろうか?
それはツボリグのソフトベイト化である。
高浮力のソフトベイトを使うことにより、より効率的にバスを釣りことが出来る。
さらにサイトに頼らなくてもよいことになる。遠投も出来るだろう。
バイトもはっきりとわかると思うし、ツボも陶器にすれば、万が一根がかりしても
陶器は石と同じで環境にやさしいし、フロートワームは浮かんで流れ着く。

フロートワームは4インチチューブワームに浮力材をつめたものが適切か?
遠投してもラインの抵抗に負けない浮力が欲しい。
さらに、ツボリグではクロー限定だが、シャッドでもいいのではないか?
ストラクチャーに着くベイトはクロー系だけとは限らないと思う。ヨシノボリみたいのがいてもおかしくない
すると使えるシチュエーションがかなり広がる。

応用例を考えよう!ツボリグは小さなストラクチャーだが、もっと違うのでもいいのではないか?
たとえば、「杭リグ」。水中で立っている杭をイメージし、ちょうどダウンショットの横に
杭が有る様子だ。バスは「お!杭だ、ちょっと隠れてみよう」と、よってくるとその杭の横に
おいしそうな魚がぼけーっっとサスペンド中。イケル!かも。

「オダリグ」シンカーをオダのイメージにし、その上にクローワームがいる。バスは目ざとく
オダを見つけ、エビがいねーかな?とチェックするとエビ発見!と相成るわけだ。
しかし、どっちもかなり遅い釣りになることは必至、どっちかというと漁に近いな。

ストラクチャーを投入するという案では昔、ポイントマーカーの糸をウィード風にする案を出したっけ。
これで山中湖のワカサギの回遊の足を止めようという作戦だった。けど、当時はウィード代わりの
ものが見つからなくて、、それとルール上、マーカーは1人1個!となったので何個も投げ入れ作戦
はだめだったような、、今は100円ショップに造花がいっぱいあるのでそれを利用できるな。
3人くらいでマーカー打ったらウィードの林、、、に見えないこともないかも。
やってみるかー。

Posted by funa at 2004年09月09日 11:50 | トラックバック
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