2004年04月08日

ハッキング

ハッキングのカテゴリを作ってみた。
いや、意味はない。ハッキングというとセキュリティホールを突いてシステムを自分の有利な方へ動かす
とか利用するとかいう大きい意味でのハッキングである。
単純にコンピュータだけのセキュリティーホールを狙うものではなくなんでもシステムに見立ててその
セキュリティホールを探し、有利な方法を探るというものだ。

ということで、ここでは日常の様々なものをシステムとして扱い私が見つけたセキュリティホールを
突いていくということを発表しよう。
たぶん、このカテゴリだけ1年くらい集めると1冊本が書けるくらいのネタは集まると思うぞ。

では社会的なハッキングとはどういうものがあるのか?
たとえばよくTVや雑誌で「TV見たよ」と言うと500円サービスします。なんていう企画がある。
ということで、あなたがこれから何がしらの店舗に行った際「見たよ」だけ言うのはどうか?
1000件中1件くらいヒットするかもしれない。
あとはソーシャルエンジニアリングの世界である。相手が「TVですよね?」なんて言えばもうビンゴ!
「そうそうTV、なんかサービスあったよね?」と嘯いてみるとかなりの割合でひっかかる。
別に残りの999件は「ん?」という顔を相手はするだろうから。「あ、なんでもない」で済む。

鍵、手品なんかもハッキングの対象である。
この前、「クローズアップマジック」の天才とかがTVでやっていたけど
大体、見た瞬間にタネがわかるものが多い。
ぐぐったらわかるのだが、「セカンドディール」という技術がある。
これは常にカードの2枚目を配る技術だ。もっと簡単なのは3枚のカードを
上から投げ入れるように配る方法だ。(言葉じゃ説明しずらい)
指で1枚目を押さえ、2枚目を投げ入れるので1枚目を配っているように見えるわけだ。
で、どこがハートのAだ?とやるわけ。これを街頭でやっているがまず、素人は勝てない。

街頭といえば、変な人形を売っている光景を見たことはないだろうか?
紙の適当な人形がひょこひょこ歩くのである。これが2000円で売っている。
タネは簡単で、人形を上から吊っているのは間違いないが、上が空だったりする。
すると上には何もないので不思議だなぁということだ。
売り手の動作とは関係なく動くので第3者の存在があることは間違いない。
これは観客の中に人形を動かす役目の人がいる。だいたい売り手の荷物と人形の
延長線上にいる。ジミーと呼ばれていたっけ?ネタがばれるまで短期の商売だなぁ。

手品は見た瞬間ネタがわかるものが多いが、俺は手品をやっているわけでもないが
ハッカーの血が騒ぐのでこういう難問は解きたくなる。
ちなみに同じテレビでやっていたTENYOの手品のサンプルのタネ。没になったんだろうから
こうなっているんじゃないか?ということも言っていいだろう。
黒いBOXにコインを入れると倍になって出てくるというもの。
1枚入れて振ると2枚に、2枚が4枚に、4枚が8枚になって出てくるというサンプルがあった。
最初からBOXにはコインが4+2+1=7枚入っている。
指で押さえるところが3箇所あり、1箇所目は1枚。ここのロックをはずすと
1枚増えて出てくる。だから1枚コインをいれ、振るときに1箇所目のロックをはずすと2枚になって
出てくる。次に2枚コインをいれ、2箇所目のロックをはずすと2枚出るので合計4枚出てくる。
最後に4枚入れて、振って3箇所目のロックをはずすと4枚開放され、合計8枚出てくる。
と、まあこんな感じだと思う。
もう1つの商品化されたお化けを飼ってみませんか?は大体わかるけど
細かいところまでわからなかったんでGIVEUPです。1200円出してハンズで買いましょう(笑)

マジックを作る人と暴く人が対決したら暴く人が有利になってしまう。
なので今後もどんどんマリックとかのネタを俺ならこうなっているんじゃないか?と
推察することにしよう。あくまでも推察であり、本当にそうなっているかどうかわからないですけどね。

Posted by funa at 2004年04月08日 09:53 | トラックバック
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