リールが死ぬとき
ロッドは消耗品、リールは耐久消費材と思っていたのですが
リールも修理できないところが壊れると、ゴミになってしまう
ことがわかってきました。
リールは修理さえ出来れば、末永く使用できるという信念のもとに
やってきましたが
買ったのが最近モデルにも関わらず、修理できない、
いや、買ったほうが安い、ということになってしまいました。
もともとは実験用に買ったリールなので、どうでもいいんですが
修理できない部分が壊れると、捨てるしかないのか、、、
ロッドはティップが折れたら、短いバランスの崩れたロッドとして
なんとか使用できますが、、、
リールは巻けないと、リールの意味をなしません。
壊れたのはアルファタックルのWILDISH3000で
2000円ちょっとで買ったと思いました。
某メソッドが有効かどうか、干潟で実験するために買いました。
その実験中にもベールが抜けるなどして、品質の面では
はてなマークな製品でしたが、
久しぶりに使おうと思うと、リールが動かない。
海水には向いてないのかなー
おそらくベアリングが錆びたんだろうと、分解を始めました。
リールのベアリングは1個200−300円で買えますから
別にベアリング専門店でなくても大きささえ同じならなんでもOKなのです。
手持ちのリールのブッシュをベアリングに交換するとよく回るようになりますよ!
そのベアリングを交換すれば、また使えるようになるだろうと
分解をしました。
案の定、2−3つ、ベアリングが錆で固着しておりました。
が、そのベアリングとは関係ない部分で、動きません。
どうも、逆転防止装置のインフィニティストッパの部分です。
ここもベアリングのような構造ですが、、分解できません。
なぜか、ベアリングのコロが錆びて、動かないようです。
無理矢理プラスチックのカバーを取ると、
錆びたコロと、何か折れた金属片が混入して出てきました。
どうやら、錆びたコロと折れた金属片がインフィニティストッパを
止めていたようです。
原因はわかりました。
インフィニティストッパのコロと金属片が原因。
が、この金属片はDAIWAの安いリールでも折れたことあるんですが
これがないと逆転してしまいます。
また、プラスチックのカバーが変形して、元に戻せません。
ここが汎用なベアリングならば交換して終わりなんですが、
残念ながら、これにてご臨終ということになってしまいました。
安いリールはそれなりってことですかね、、、
逆にシマノ等のリールは部品単位で取り寄せが出来るので
部品供給がある限り、使い続けることが出来ますね。
さすがに95ステラの部品はもうないんだけどさ。
ということで、新しいリールでも案外早く寿命が来るって話でした。
ああ、高級リールをお使いの皆様にはあまり関係がない話ですね。
私は結構、安リールを試していますよー。