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人工イクラを作る(完成編)

ということで、通販サイトではとにかく高いアルギン酸ナトリウム。
500gで6000円とかする。まあ実験だし、多少高くても学校の予算で買う分には気にしないのかなー
ってな折り、これを別の目的で使うところを発見。
なんと画材屋さん。このアルギン酸ナトリウムを糊として使うそうだ。
へぇー、どうも自然の糊の代わりに使うそうだ。
500gで2500円。当然、即決で買った。

アルギン酸ナトリウム500gアルギン酸ナトリウム500g
浄水器のアルカリ水添加剤と画材の糊で作れるんだね!

2g2g
1g単位なので2gを指したが、たぶん1gちょっと。
60cc60cc
50ccでよいらしい。
ちょっと多めに水入れた。

10g10g
塩化カルシウムを使用してみた。

200cc200cc
10gに対して200ccの水らしい。

実験セット!実験セット!
スポイトは100円の灯油用。

出来た!出来た!
おお!できたじゃないか!

瓶詰め瓶詰め

瓶につめて完成。
この人工イクラは食べることが出来るのでもちろんエサになる。
これを実際に釣りに使ってみたら、、、、
ちょっと固すぎ!

なんか永遠に抜けないビーズみたい。
どうもアルギン酸ナトリウムの水溶液が濃すぎたみたいだ。
もっと薄くしてゼリー状程度まで固さを落としたい。
これは微妙なところになりそう。
あと、時間が経つと白濁する。
それにどんどんイオン交換が進み、固くなるし水が染み出すし、、、
うーむ、まだまだ改良の余地はある。
しかし、あとはパラメータだけなので、基礎技術は完成した。
白濁を防ぐには現場で作ればいいので、固さだけの調整になりそうである。
イメージしているのは透明の力玉である。
持論で言うところのクワセとスワセの融合したエサである。
来月の例会あたりでフィールドテストしてみたい。
どうなることやらーーーー

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コメント

おめでとうございます。
探究心、感心してしまいます。

読んでいって途中で?と。
私、ずーとエビの餌を造ってらっしゃったと思い込んでました。
再度、失敗編読んだら・・・、スミマセン、勘違いしてました。

エビに「とろろ」かー、とか考えてました。(笑)

>はがねさま
確かに!エビのエサではないですねwww
でもトロロはありですよ!
うちでも刻み昆布は時々投入してます。

祝、完成♪ ニンニク味とかになると、ヘラも寄ってきて爆釣に?!(^0^)

>omikeさま
自由に味と色を作れるベース技術ですからね!
結構楽しいです。

研究心と執念!?でほぼ完成ですね♪
来月までのお楽しみですか・・。
金魚に魚柱になって貰うのは如何でしょう(^_^;)

>黄Tさま
来月までにやわらかくなるといいなー
金魚に食べさせましょうねwww

あっ!本当に釣り餌なんだ!
びっくりですがやはり渓流魚釣りからヒントを得られたんですか!?結果が楽しみです(笑)

>マッキーさま
なんですかね、、
うーんとウドン餌の研究の過程で
欲しい餌が透明なウドンになったのでその透明なウドンを実現するために試行錯誤した結果ですかね。
なんでも興味あることはググリますよー

相変わらずスゴイですね。
この行動力1%でも分けて頂きたい気分です。
でもかなり良いところまで来た様子で。(作り方は難しくてちんぷんかんぷんですが・・)
釣りもこういうところで楽しめる方法があったとは・・
ルアー作りに似たかかんじですかね?もっと科学的??

>nagi_dadさま
釣りの99%は家の机上でやるものと思ってます。
で、実際知識になるのは釣り場が99%かな。
PDCAを釣りに例えると
DOしか釣り場で出来ないので、、Plan Check Action は
なかなか釣り場で出来ません。
ルアー作りは似た感じになります。
いきなりやらないで、ピラミッド型の下から上に上る感じです。

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