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スポンジフィルターを科学する

スポンジフィルターのみで、繁殖!なんていう記事を見かけたり
ディスカス水槽でも巨大なスポンジフィルターが使われていたりする。
なぜ、スポンジフィルターが良いのか?
実はスポンジフィルターにその謎が隠されているのではないか?と思った。
以下はまったくの仮説です。

もともと40cmの水槽には2213がつないであったが、エディニックシェルトになった。
これでも十分かなーと思っていたのだ。給水口にはスポンジフィルターをつけているのはどこでもそうだと思う。
2213からエディニックに変えて見られた変化は、、水量が弱くなった。
まあ高低差1mくらいあるのでしょうがないか。

ある日、給水パイプに泡のようなものが溜まっているのを発見した。
謎の気体謎の気体
まあエアレーションもしているし、小さい空気の粒が入り込み、中で大きくくっついたのかな?と思っていた。
動画でチェック首を90度曲げて見てくださいwww

次に野外のメダカ池のエディニックシェルトではサイコロスポンジ濾材を使っているのだが、、
明らかに脱窒が起こり、何かわからない気体(たぶん窒素)が細かい泡となって排出されている。
これは気温が高いときに起こっている。朝夕の気温の冷たいときには起こっていない。
この池はエアレーションしていないので、空気の粒ではないことがわかっている。
エディニックの前半分はリング濾材、後ろ半分がサイコロスポンジ(洗車用)なので、後半で起こっていることは確かである。

そこで大胆な仮説を立ててみた。
スポンジフィルター内で脱窒が起こっているのではないか?
そのお陰で硝酸塩の総量が下がり、水質維持に貢献しているのではないか?と。
これがスポンジフィルター絶好調説である。

スポンジフィルター導入スポンジフィルター導入

早速、導入してみた。
考えるプロセスは、、、
まず、スポンジフィルターをセットするとスポンジ全体が硝化作用を起こす。
次に、どんどん目詰まりをしてバイパスしてしまう、いわゆる汚れである。
これで死水域がスポンジ内に出来る。
そこで脱窒作用が起こる。ちょっとずつ、窒素が排水パイプに放出される、しかしエアレーションをしているので
混ざってしまい窒素ガス単体では発見できない。

というプロセスなのではないか?ということだ。

なのでスポンジフィルターを入れると水質が良くなるということだと思う。
もちろんまだ仮説なので正しいかどうかわからないが、スポンジフィルターを入れると良くなる、という科学的なアプローチが
出来るのではないか?と思う。
そのために、エアレーションは極力抑え、小型ポンプに大型スポンジフィルターをセットしてみた。
#わざわざ、ダブルにしてみた。

でもよーく考えたら、この形のスポンジフィルターで大量に窒素ガスが発生したら
給水パイプの上にガスがたまって抜けないんじゃないかと思う。
ガスが抜けるようにするには90度以上上にしてはいけないんだよな、、、。
うーん、あとで少し考えます。
だからスポンジフィルターが汚れたら飼育水で洗う、っていうのは必要ないはずなのである。
そのスポンジフィルターが硝化を目的としていない限り、、、、。

という大胆な仮説を立ててみました。
どうでしょうかね???当たるかなぁ?

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コメント

ふなさん、こんばんわw
今回のお話、非常に嬉々として拝見させて頂きました♪
スポンジ、自分も愛用してます。
ちなみに底面+スポンジシングル+ダブルで我が家の水槽、抱卵ラッシュにミジンコ出現ですw
今後もお邪魔して宜しいですか?

>matoさま
こんにちは
どもども、なんでも理由があるはずと思っているので
それを科学的にアプローチできないかなぁ、という視点から
考察しています。
ということで、どうぞまた来てください!(w

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