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カルシウムについて考察

エビの白いところはカルシウムだということはみなさんご存知の通り。
ではなぜ、白いところが抜けるのだろうか?
調べによると血液中のカルシウム濃度は一定に保たれ、不足すると骨を溶かしてカルシウムを補う、ということらしい。
もちろん人間の話だが、エビも同じだろう。
ということは白いのが抜けるのはカルシウム不足で、エビがカルシウム不足になった時に自分のカルシウムを溶かして
血液中に補填するから、という仮説が成り立ちそうである。

カルシウムにはいろんな種類があって、その中でも乳酸カルシウム(L型発酵のやつ)が
とても水に溶けやすいらしい。
大抵のエビの餌にはカルシウム強化、と銘打ってカルシウムが強化されているが
どの種類のカルシウムが添加されているか書いている餌はマレである。

今朝、金魚の餌が切れてしまい。六本木ヒルズでもらったサンプルの餌でもあげてみようと
がさがさ探していたら、これを見つけた。
目に飛び込んで来たのは「乳酸カルシウム」である!!!
これだ!!!サンプル配布して良かったですね>キョーリンさん

乳酸カルシウム配合乳酸カルシウム配合

さっそくHPをみて見ると

●黄色のステープル・スティック
良質タンパク質を主原料に、ビタミンA、D3など、カメの健康な成育に必要な成分をすべて配合した主食スティックです。
●緑色のカルシウム・スティック
体内に吸収されやすい乳酸カルシウムを豊富に配合して、正常な甲ら形成に不足しがちな成分を補います。
●赤色のコンディショニング・スティック
甲殻類から抽出したキチン・キトサンを強化配合し、健康な体を維持します。

緑の餌が乳酸カルシウム。
しばらくこれをあげてみようと思う。
ちなみに キョーリンのページで「乳酸カルシウム」を検索するとヒットしたのはこの製品だけで、
日本ペットフードのページ内ではヒットしなかった。
あと何のメーカがあるんだっけ?

緑だけ緑だけ

成分を見る限りでは赤は赤色UPによさそうな成分である。

乳酸カルシウムは水溶性が高い。
ということは水替えしても減ってしまうということである。水換えを減らしたいな、、、
これで白が強化されるとうれしいぞっと。
シークレット餌として活躍して欲しいって公開しとるやんか!

乳酸カルシウムは高い!100g3000円くらいする。
これを元に餌を作って、、、ってやってたら大変なので、タートルの緑をあげようと思います。

大体、毎回こうやって調べていきます。
理論が面倒くさいって人は
「エビの白をUPするにはキョーリンのタートルの緑だけをあげるといい」だけ覚えるといいと思います。
なぜ、その餌なのか?という科学的裏付けのない製品が多いですからね。
実際これからやってみないとわかんないですけど、
科学的なアプローチはたぶん、これであっていると思います。

そういう科学的なアプローチをしている製品って信用できます。検証できるから。
「普通に繁殖する添加剤とドカンドカン繁殖する添加剤、どっちがいいですか?」みたいな
科学的根拠のないものが多すぎます。絶対買わないですけどね(w

抱卵ママ抱卵ママ

無事に産まれますように!!

余談:クルマエビの飼育肥料について調べていたのだがZM飼料っていいなぁ。
稚エビの餌としてあげたら生存率上がりそうです。稚エビが育たない方向けですかね、、
ついでに、CRSの幼生ってゾエア期とか、、、あるんですかね??
まだまだ勉強だ!!

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コメント

♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!!
勉強になります^^
"φ(・ェ・o)~メモメモ

なにやらむつかすぃお話のようで・・・w
でも、解りやすいです!!!
そうなのか〜!
こうなのか〜!!!!
でもまだまだ、なぞの多いエビだ!!w

ビタミンDは
体内にカルシウムを取り込みやすくします。
だだし人の場合ですよ!
でぇ〜
白強化作戦!期待してますぅ〜!!!

楽しみな実験ですね

結果は・・・
効果あったらナイショで教えてくださいね

ふなさん 凄い・・・
ちゃんと調べている・・・
途中経過など教えてくださいね。

CRSに、ゾエア期はないです。
ビーシュリンプは大卵型のエビです。
ミナミヌマエビ、ビーシュリンプのような大卵型のエビは、卵が大きく、生まれるとすでにエビの形になっています。
小卵型のエビは、幼生期にプランクトンのような形で変態します。

カルシウムの多い餌を与えても、、、ライトが強くないと意味がないんじゃないかと、、、思うのですが、、、

以前「日本骨代謝学会」の評議員をしていまして、カルシウムにはちと詳しい私です(笑)
少なくとも人間の場合は、乳酸カルシウムを単独投与しても全く効果はありません。
むしろ活性型ビタミンD(1α,OHD3または1α,25OH2D3)の単独投与または乳酸カルシウム(人間は経口投与ですので炭酸カルシウムでも同効果)の併用が効果があります。
亀やエビではわかりませんが(^^;)

>たんぽぽさま
なんでも勉強です!
PLAN−>DO−>CHECK
です!
これは起業と同じプロセスを使っています(w

>じゅーひーさま
まず、仮説ですかね、、、
それから仮説が正しいか実験してみるという手順かと思います

>司さま
ビタミンDですね。D3との違いがまだわかりません。
勉強します!!

>うるさいママさま
結果はこっそりこのWEBにUPしますね!
こっそり見てください!

>くれはさま
実は盲目的な選択はしないように心がけています。
なぜか?をいつでも考えるようにしております。

> タマちゃnさま
そうなんですか!大卵型なんですね。メダカに対してのグッピーみたいなもんなんですね。きっと。
体の割には卵大きいですもんね。
なるほど。
強いライトの説はその通りだと思います。
たとえカルシウムを摂取しても
それが殻に吸着するかどうかは
なにか理由がないといけませんものね。
吸着しなければ排出されるわけだし、、、
そのきっかけが強いライトということは十分ありそうです。
今度、深海のエビを調べて見ます。

>イシャエビさま
なんと!単独だと効果なしですか、、、ショボーン!!
ビタミンとの関係を調べてみます。
確かに日焼けの肌にはビタミンCが効くということがありますね。
さすがイシャエビさんです!

亀さんの餌ですか^^カキカキ^^;
我が家の問題が解決したら近所のショップに調査に行ってきます。^^;

>たぁさま
あ、今朝あげてみて致命的な欠点を発見
それは、、、、
沈まない、、、、
うーんどうしようか、、、、

六本木でもらってくれば良かった(^0^) でも、亀の餌をもらう機転はなかったです・・・。

なるほど納得!ですね♪
エビさんもそうですが、私もカルシウムとビタミンDを採らなきゃ(泣)

人間の、、、メラニン色素と同じ働きではないでしょうか?
メラニン色素は、太陽からの紫外線をヒフを黒くすることで防御しています。
エビの場合は、強いライト=太陽光と考えると、、、
防御反応から、殻の厚みを厚くしようとして、カルシウムを多く体内に取り込むのではないか、、、

あくまで、私の想像的な見解ですが、、、

>omikeさま
サンプルなんでなんでももらってみました。
まあ使い道なくても金魚の餌にはなるかなぁと思いまして(w

>マッキーさま
がんばってとりましょう。
ビタミンDは適度な日光浴でも発生するそうです。

>タマちゃn さま
そうですね、殻を強くする必要がある状況を作り出す、というのが
必須でしょう。

今日タートル買ってみました。
さてさて、、、

どうもしんじんです

>たこさま
こんにちは!
どうぞよろしく!

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