上海でへら釣りパート1
こんにちは「ふな世界を釣る」の時間がやってまいりました。
テレビと同じタイトルどおり、釣れない釣り旅行記です。
出発当日の朝準備したかったのだが、後に出てくる日記に書こうと思うが
ウッドデッキが届いたので設置してから準備、出発したので十分な準備が出来なかった。
まあ釣りはメインではないので、ということで半端な準備。
実はあとで聞いたのだが、「みみず」は持って行ってはいけなかったらしい。
検疫対象?知らなかったなぁ。ごめんごめん。
なんか1つエサ持って行っていいよ、と言われたらたぶんGTSかBASIC。ということで
GTSを持っていった。
テナガエビがいるかも、ということで120cm竿。バス狙いのコンパクトロッド、
でもワーム類忘れた。ミミズで釣るか!という作戦。
わへいのわ、ピンフのピン、公園はこうえん、で「ワーピンコウエン」
入場料がかかるという情報だったが、ぜんぜんいらないようだ。
地球の歩き方、では地球は歩けないなぁ、と思った。
池に向かうと、、おお釣り人いるじゃん!
洗面器はやっぱり「カラツン上等!」でしょう(w)。さて、現地で開始です。
始めると、珍しいのかいきなり50人くらいのギャラリーに囲まれる。
気分はなんとかさんの釣り教室
なんか中国語で聞いてくるが、わからん!
1つ大きな忘れ物。イタオモリ。しょうがないので隣の人に「ぎぶみーりーどうえいと」と
いうとなんとか通じた。んが!もらったのは厚さが、、、0.8mmとか1mmくらいある板オモリ。
ぜんぜん巻けん。よくこんな道具使っているな。感心するぞ。
で、開始するのだが。とにかくギャラリーがうるさい。
糸を見せろとか太くしろとか、なんだこの餌は?とか勝手にいじくりまわしている。
基本的に狙いが違う。
ここの人は鯉の一発大物狙いで、コーンとかを餌にして底釣り。
遠浅なので5−6mくらいの竿に3年2組みたいな仕掛けで釣ってる。
ぜんぜん釣れないようだ。
ちなみにリールは禁止らしい。バスはだめか、、、
電動ボートが岸近くまで来るので、釣りの人が大声であっちいけ、みたいなことを言っている。
釣りがあまりまだ知られていないので、ボートで寄ってくるらしい。
さて、釣り方ですが、0.6号の道糸に0.3号の針2本の底を釣る。
餌はGTS、バラケすぎるので練ってみた。
水深は1.2mくらい。360cmの竿(12尺)ウキはムクトップ「名人」の5番。
まあ全部没収されてもいいようにどうでもいい道具でやってきた。
とにかく、魚が薄い。ヘラのへの字も見えない。
水面にジャミが浮いているのが見える。
水中に突っ込んださお先になんか体当たりしている。ウキにも。
で、30分くらいしてやっとなんかがさわっているようだ。
ギャラリーウザイ。底釣りなので、ウキがオモリを背負ってから
餌が着底するまでのなじみ動作やなじみ中のさわりを見て「アタリだ!あげろ!」とか叫ぶ(そういう風に聞こえる)
んで、当然アワセナイので「へたくそだなー」みたいな風に言っている。
まあ、この辺は強靭な精神力を持っているので動じない(つもり)
で、つれたのはこの魚。
まあこのサイズのこの魚しか釣れない。
ピラルクの稚魚みたいなやつ、たぶん成長すると50cmくらいになって蒸し焼きになって
皿に乗せられる小骨の多い魚だと思う。
鯉どころかヘラのアタリはまったくなし。
3時間でボウル2個打って、このジャミ10匹です。
ということで和平公園にはヘラはいないことが確認できました。
なんじゃそりゃ。
地元のスタイル。道具はごついです。
5−6mで1.5mの底釣りで鯉を狙います。
なんだかなぁ。へらはいないみたいですね。
ずっとみんなを見渡せる位置にいたんですが
まったく釣れる気配なし。まあ釣れたら持ってかえって食うらしいので
そりゃあ減る一方だわ!と思った。
実はフィッシングライセンスが必要。
で、ちょっとボラれた。
地回りのおっさんみたいなのが、ライセンスないなら帰れ、みたいなことを言い出した。
ギャラリーはそうだ買え買え、みたいなこという。もうぜんぜん中国語わからない。
で、どうも1日20元(300円)、4日で80元らしいのだが
俺は1日でいいと、言ったつもりがなぜか4日分のを100元(1500円)で買わされた。
20元は手数料だとか言っていたが、まあいいや。ネタのためだ。
で、買ってきたら「おいおい。20元も手数料とりやがったよあいつ」みたいな
会話をしていた。
たぶん返却しないといけないと思うのだが、いやいいのかな?新品だったし。
すっかり忘れて持って帰ってしまった。
で、たぶん、一番遅く池に入ったが、番号は9番目である。
日曜日の市内の釣り可能池に釣り人口は1桁なのだ。
まだまだ文化として根付くにはほど遠い話である。
都会のビルが見える池でのんびりと釣りを楽しむ。
そんな文化が根付かないかなぁ?
釣り人、どの人もごつい竿に太い仕掛けで鯉の一発狙い。
なんか東京アオウオ物語みたいになってきた。
12:00になってトイレ行きたいし、腹減ったし、水分補給しないといけないので
一旦池を後にした。
日本だと道具を置いてトイレに行っても大丈夫だろうが
中国じゃあ取られるだろうな。ということで店じまい。
ジャミ10匹をゲットして帰りました。
リベンジは、、、ないな。この公園では。
次はもっと田舎の釣れるでかい湖に行きます。
次回「ふな世界を釣る」の取材日は11月上旬と日程だけは決まっております。
ああそうだよ、また上海出張の予定が入っただけさ。